お母ちゃん業とポタリングの日々（たまにお父ちゃん）

旦那の方です。皆様の熱が冷めた頃に参戦記を。
来年、自分でまたこの記事を読み返して、'１２年に悔しさをぶつけたいと思います。

ツール前、出来るだけ仕事をセーブしたいところでしたが、
午前様とかもあったりで超多忙。
金曜日の日中までは参加できないなと思っていましたが、何とかやりくりして参加にこぎ付ける。
しかし、水曜日からの練習ゼロ
←やっぱりコレが効いた(泣)

決戦仕様のＦＰ３はどうせメーターも見ないし、外せるものは全て外して７．９キロ
ホイールは準備した土曜の朝時点での天気予報を信じて、
金のシャマル←アルテのホイールより落車でキズ付いたシャマルの方がブレーキ効くので
フロントのフレは見なかった事にしましょう(苦笑)

１００キロレースは初参加なので、補給食はこんなものだろうかと・・・
固形物はヨウカンだけです。っていうか、食べている暇無さそうだし。

ボトル１本はスポーツドリンク。もう一本は"経口補水液"←私の職業柄

スタート地点のすぐ近くにＫＩＤＳメンバーで宿を取ったのでリラックスして当日を迎える
奥の坂道を登ったりしてウォーミングアップ
スタートまでの時間はパワーバーのグミ(美味)とベスパ(不味)を口にする。

ゼッケンが若くないので、中盤からスタート！
んで、いきなり奥の坂道へ～

あー、やっぱりアシ回らないねー←直前の多忙が・・・
けど、落車に巻き込まれたくないので前に前に行きたい。
先頭がかろうじて見える位置までかなり頑張って順位をあげる。
（しかし、ここでもっと順位を上げてなかった自分の力の無さに後で泣きをみる）
少し遅れ気味だったけど、前方にはホットスカルさん、K田さんがいるのでまだ安心・・・
｢アシが温まって回るまでの辛抱｣と心の中で思いつつ辺戸の下りを終えた・・・

ヨシ、平地区間でアシを慣らそう・・・と思っていたら・・・

あげ！


前の自転車がその前の自転車ハスって挙動乱している！


ヤッバーー！


ブレーーーキ！


お願いこっち側に飛んでこないで！




ガッシャーン






激痛で身体が硬直している・・・
｢落車ー！｣
頭上を通り過ぎる集団の風切り音・・・恐怖
１つまた１つ集団が・・・過ぎて行く・・・あぁレースが・・・

直ぐに立ち上がりたいけど、ダメだぁ・・・
どの位の時間、頭抱えてうずくまっていたのか・・・


とりあえず、体中は痛いけど、骨は大丈夫
最初に落車した方は座り込んでいたけど大事には至って無さそう
他には誰も巻き込まれなかったか？
動揺しているけど、バラバラになった度付サングラスを拾い集める
メガネのレンズが無くなっている(泣)
自転車のチェック。パンク無し、ブレーキＯＫ、ハンドルは曲がっているな～
チェーンを戻して、イケルか！

相手の方に｢大丈夫なの？｣って聞かれたけど、


いやイクしかないっしょ！！！

回収車に乗る事も頭をよぎったし、どこまで走れるか分からない、

走れるだけ走りたい、完走したい
そして、早く家族の顔が見たい！！

段差を乗り越える度にきしむ身体。
大きいギアを踏もうとすると、腰と右ヒザが痛い。
できるだけの強度で一定ペースを保つしかできない。
残り約９０キロ(サイコン付けてないから正確な距離不明)
１人、また１人と抜いていく。
ペースの合う人はいない、独りで行くしかない。

与那も出来るだけの力で登る←ここでかなりの人数を抜いたはず
下りはメガネ無くしていたし、ハンドル曲がっていたし、
落車した車体に不安もあったので、安全運転。
気分悪くなったり、攣ったりしたけど、

沿道の応援が
ＫＩＤＳ関係者の応援が
イケハラさん、ウインドフレンドさん他、沢山の選手の方が
｢大丈夫ですか？頑張れ｣と声をかけてくれる

その声援が私を諦めさせずに、いや、更に奮い立たせてくれました



鬼の形相でダンシング
これが全てを物語っています(苦笑)

結果：１８５位／３３４人完走
アベ：２６ｋｍ/ｈ

ゴールラインを越えた瞬間・・・



泣虫が目に入って涙がでてきました・・・


練習に付き合ってくれたＫＩＤＳメンバーの皆様
読谷朝チャリの皆様
そして、土日の練習会に参加させてくれた嫁ちゃん

皆様本当にありがとうございました！
また来年へ・・・